災害に強いキャリアはどこだ!2024年台風10号の九州南部地域の復旧状況から読み解く
2024年8月下旬に日本に襲来した台風10号がようやく弱体化して2024年9月1日現在、大雨の影響こそ残っているが、各社のキャリアの通信障害の復旧サイトで状況をチェックしてみると・・・
NTTドコモ
通信障害地域の復旧状況
2024年9月1日朝8時現在
通信障害地域の復旧状況
2024年9月1日朝8時現在
台風10号が九州地域へ上陸した際に、もっとも障害エリアが広かったのがNTTドコモだった。しかし、復旧の早さは今回ピカ一で、他社より機動力が高かった様子。
KDDI(au)
通信障害地域の復旧状況
2024年9月1日朝8時現在
通信障害地域の復旧状況
2024年9月1日朝8時現在
一方、KDDIは障害エリア地域が広く、復旧状況も遅い。ここら辺は、KDDIの基地局の展開の配置や予備電源の設置などが他社よりも、疎密な可能性が高い。なので、KDDIも十分承知しているハズで、スターリンク社との提携強化の方針を打ち出している。
ソフトバンク
通信障害地域の復旧状況
2024年9月1日朝8時現在
通信障害地域の復旧状況
2024年9月1日朝8時現在
そしてソフトバンクが当初からもっとも通信障害エリアが少なく、4つのキャリアの中で安定した通信を確保している。ただし、ソフトバンクのエリアマップは通信可能な場所でも、電波が入らないという声が巷で多く、通信可能な圏内でも電波が弱く、アンテナピクトが1本しか立たないという声が多いのだ~。
楽天モバイル
通信障害地域の復旧状況
2024年9月1日朝8時現在
通信障害地域の復旧状況
2024年9月1日朝8時現在
そして、楽天モバイル!意外や意外、KDDIとほぼ同で、KDDIローミングなのでそうなるのだろう。しかし、楽天モバイルのエリアマップも通常でもここまで拡大したとは大したものなのだ。
以上、災害時に各キャリアの基地局の配置や予備電源体制の強靭さを垣間見ることができた。ただし、あくまで個人的な感想でのコメント記事なので、参考程度にしていただければ、幸いです。
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