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メインPC 組み直しで Windows11へアップグレード完了!-USB DACヘッドホンアンプ購入編-

自作PC・PC情報

 2025年4月16日にオレのメインPCをついにWindows11へアップグレードを完了した。Windows10のサポート終了は2025年10月14日、早くもWindows11アップグレードを終えたのだった。メイン自作PCの追加PCパーツ購入は「CPU」「マザーボード」「メモリ」「グラボ」で総額24,701円也!

 そして、格安のAMD ソケットAM4のASUS「PRIME A520M-A II」のオンボードサウンドは「Realtek ALC887/897」を搭載しているが、音質はかなり良いんだが、音量が小さい。

 ちょっとだけ、後悔・・・。ゲーミングマザーボードのオンボードのサウンド「Realtek ALC1200」搭載タイプを買えば良かった・・・。

ASRock B550M Pro4
価格ドットコム 税込7,980円
Realtek ALC1220/ALC1200 オーディオコーデック

ASRock製品のマザーボードは
最近上出来らしい

 後悔先に立たず。という訳で次なる手立ては「USB DAC ヘッドホンアップ」の追加購入へ!

中華「USB DAC ヘッドホンアップ」
Fosi Audio「K5 Pro」
Amazonヘッドホンアンプ 売れ筋ランキング4位
※発売1年間は在庫完売が続く爆売れ商品
オペアンプ:Texas Instruments NE5532
USB C/光/同軸サンプリング レート: 最大 24 ビット/192 kHz
THD ≤0.003%、SNR ≥110dB
出力電力: 1000mw@16Ω、500mw@32Ω、
300mw@64Ω、150mw@128Ω、80mw@300Ω。
Amazonで税込7,999円!
Fosi Audio K5 Pro Amazonサイトへ

 Amazonで爆売れの格安USB DAC ヘッドホンアンプ!発売当初は在庫完売が続きなかなか購入できなかった逸品。最近はいつでも在庫がある。ゲーミング用のUSB DACヘッドホンアンプ仕様とはなっているが、マイク入力はもう今の時代には必須!PC用のオーディオ鑑賞用でも行けるのだ~。

裏面の入出力端子が豊富で本体の質感もいい!
付属USBケーブルとヘッドホン接続ケーブル
他に光ケーブルも付属していた 
USBケーブルはタイプCへコネクタ変換タイプ
PS4・ニンテンドウスイッチにも対応
スマホの利用でもOKだろう
マイク付きヘッドホン利用の接続なら
ビデオ会議利用時にも高音質で利用ができる

 本体ケースはアルミニウム製で質感がなかなかいい!コンパクトで軽量なので、持ち歩きも楽々!外見は素晴らしく気に入った!

 そして、この商品の最大のメリットはWindows搭載PCへUSB接続する際には専用ドライバー不要で「プラグアンドプレイ」で簡単接続ができる点。

 メーカーが提供する専用ドライバーを使用するタイプでは「イコライザー」機能などで、音源をいじくって、自分好みの音色を楽しめるメリットもあるが、有名どころの「CREATIVE」社の最新モデルの専用ドライバーの出来がよろしくないらしく、音質に悪影響を及ぼしている投稿がされているのだ~。

 しかも、今年に入ってすぐ、Windows11の定例アップデートが原因で、有名どころのUSB DACのメーカー専用で提供しているメーカーが提供する専用ドライバーに不具合が発生!音質が劣化するという事態が発生したそうだ。MicroSoftは「オンボードのサウンド」を使用することを推奨している。

 なので、USB接続の「プラグアンドプレイ」の接続ならWindowsアップデートが入ったとしても影響なく使用し続けることができる!しかも、他のPC利用時でも、ポン付けで利用ができ、ゲーム機器への接続にも対応しているのだ~。

オレは外付けHDDに付属していた
スタンドを利用して
縦置きにしてPCの脇に置いて利用している

 そして、いろいろ「USB DAC ヘッドホンアンプ」の音質や性能などを調べてみた結果、オーディオマニアでない限り、これで十分であることが分かった。

 オーディオのデジタル音源化以降およそ20年くらいは、音質の向上のための技術の伸びしろが止まり、その間、「Hi-Res Audio」音源対応など業界での規格が追加されているが、販売促進のための施策であり、人間の可聴範囲であまり性能向上の効果が実は、認識できないらしい・・・。

オレの愛用のカルナタイプヘッドホンも
「Hi-Res Audio」音源対応表示
ジェーソンで2,400円で購入した
maxell MXH-GD50
MXH-GD50「Graphene」ヘッドホン マクセル公式サイトへ

超高域40,000Hz対応なので
「Hi-Res Audio」表示が可能となっている
「グラフェンコート振動板」採用
エントリーモデルのMXH-GD50
低音域がかなり弱いが「解像度」が優秀
音源チェックのモニター用として最適

ヘッドホン インピーダンスが重要
抵抗値 16Ω
抵抗値が大きいと
音量が小さくなってしまい
ノイズが乗ってしまうこともある

 maxellが作ったカナルタイプヘッドホンの「グラフェンコート」振動板を採用した硬度の高い効果で音の「解像度」がかなり高く、音の輪郭がハッキリするんだが、低音域の出力がかなり弱い(全帯域がフラット仕様)ので、イコライザーで10dBくらい上げないとオレ好みの音質になってくれない。

 インナー内部の構造にもう少し技術が加われば素晴らしいヘッドホンになったと悔やまれる。「グラフェンコート」素材選びは素晴らしいが、振動板の音質制御が難しかったのだろう。暴れ馬を飼いならす今後の技術の進歩に期待したい。市場ではもう姿を消してしまった。2,000円台でこの音質なら上出来だろう。

マクセル MXH-GD100/200
Amazon サイトへ

 という訳で前置きが長くなってしまったが、中華のUSB DAC ヘッドホンアンプの実力の程を検証してみた!オペアンプは「Texas Instruments NE5532」を採用しており、廉価で定番タイプらしい。

 ちなみに、オペアンプって原価数百円~数千円の10倍以上の価格差があるんだが、音源がデジタルなので、それほど違いがない!コンデンサ類も高級オーディオ仕様のものもあるけれど、オーディオ用コンデンサは体積大きく抵抗値が少く、歪が僅かに改善されるくらいなのだ。オーディオ回路内の総抵抗値が下がり、高域の音量が上がるが原音自体の差はほとんど発生しないらしい・・・。

 Youtubeにて「オペアンプ」テストのサイトを見つけたので、一度チェックしてみるといいぞ~!

オペアンプ10聴き比べ Youtubeサイト

 そして、もうひとつ。SNR値というノイズから最大音量を差し引いた品質のスペックがあるが、こちらもCD音質規格の最大値が理論上96dBまでで、人間の耳では120dBまでが上限。オーディオ規格での必要なデシベルはCD規格で採用されている96dBになっている。

 オレが今まで使用していたASRock 970A-G/3.1に搭載されている「Realtek ALC1150」はSNR値115dBでこれに慣れてしまうと、もう他の音源に不満をつい持ってしまうほどになってしまう。同じく高音質性能の「Sound Blaster Digital Music Premium HD」もSNR値114dBで、僅かに「Realtek ALC1150」には繊細さや音の広がりの点で及ばない程度ではあった。

ASRock 970A-G/3.1搭載のELNA Audioは
「Realtek ALC1150 オーディオコーデック」
SNR値 115dB

素晴らしい音質だった

CREATIVE
Sound Blaster Digital Music Premium HD
DAC:旭化成 AK4396VF
ADC:CIRRUS LOGIC CS5361
SNR値 114dB
上の「Realtek ALC1150」と比べ
音の繊細さや左右への広がりの点で僅かに及ばず

マザーボード搭載オンボード
Realtek SNR(信号対雑音比)値 参考値
ALC892 95dB
ALC887 97dB
S1200A 108dB
ALC898 110dB
ALC1200 110dB
ALC1150 115dB
ALC1220 120dB

 なので、今回のASUS「PRIME A520M-A II」のオンボードサウンド「Realtek ALC887/897」SNR値97dBには正直不満を抱いてしまうのだ。

 しかも、オレの所有しているmaxell「MXH-GD50」カナルタイプヘッドホンのように低域が弱くイコライザーなどで10dBくらい上げる使い方をする人にとってはSN比に余裕がないと、許容範囲を超えて歪が発生してしまう。低域音量を上げるのに必要なゲインは結構食らうのだった。

 という訳で、Fosi Audio「K5 Pro」をオレのメインPCへ繋ぎ、オレの好みの音色調整をしてみたので報告する。

 Fosi Audioが爆売れなのは原音ソースを忠実に表現する仕様で作りこまれているからだろう。しかし、オレのmaxell「MXH-GD50」カナルタイプヘッドホンでは低域が貧弱で、そのままPCで聴くと、やっぱり、ASUS「PRIME A520M-A II」のオンボード「Realtek ALC887/897」と同じく全帯域はフラットなのだ(デジタルUSB DACはどれも全帯域がフラットが当たり前なのだ)。

 Fosi AudioのK5 Proは専用のドライバーを提供していないので、イコライザーなどの利用ができないが、BASSとTREBLEの2種類のゲイン調整ができる仕様になっているので、これでBASSを最大に上げてみたがオレの必要な強さまで上がらない!

Fosi Audio K5 Proには
BASS/TREBLEの2種類のゲイン調整ができる
BASSは最大にしても強烈には強化できない

TREBLEの方が結構強化される

 そして、他製品での3種類の調整ができる製品でBASS/MIDDLE/TREBLEのゲイン特性を見ると、超低域と超高域へ向けてゲインが上がる調整をしているようなのだ~。

Fosi Audio製品は
BASS/TREBLEともに端に向かって
ゲイン強化調整をしている仕様となっている

 音楽系や映画などの効果音で、低域の強化をするならば、オレの好みは150-200Hz帯なのだが、Fosi AudioのBASSだと、それより下のBASS帯域が強化されてしまう。

 そこで、150-200Hz帯の強化をWindows11のオーディオの出力側で補強することにした。その手順を紹介しよう。

Windows11 では右下のオーディオ表示からでは
すべてのサウンド設定の詳細調整ができない
ハードウェアとサウンドから入ろう!
Window11でも10の時に表示されていた
サウンドの設定「プロパティ」を開くことが可能
Fosi Audio K5 ProをUSB接続すると
スピーカーの「プロパティ」から「拡張設定」で
「低音ブースト」が使用できる!
周波数は「175Hz」+3dB が狙い目!

 これでよし!BASSは最大でなく、ちょっと手前くらい。TREBLEは調整なしのど真ん中。これがオレの低域が貧弱なヘッドホンにピッタリな音色調整だった。イコライザーを使わずにオレ好みの調整が完了したのだ~!

 最後に、オレの野生の耳を使い、「Realtek ALC887/897」と「Fosi Audio K5 Pro」の音の品質テストを体感で比べて感想を述べてみたい。オレは以前に「IP電話」の通話音声テストでパケットロス値などからのアプリの診断評価数値を、自分の耳で通話品質をテストして、ほぼすべての音声通話の品質数値を当てていた。相当訓練を積んでいるのだ。

 テスト対象の音源は音楽でなく、動画サイトのアニメの音声で聴き比べてみた。どちらも同じくらいの音量とイコライザーを使って、どの周波数帯も同じくらいに調整してテストした。ただし、音に対する感じ方はひとにより異なることが多くあくまで参考としていただきたい。

「Realtek ALC887/897」と「Fosi Audio K5 Pro」聴き比べ
主に動画サイトのアニメ視聴時の人の声と効果音で評価

1.人の声の評価

 「Realtek」も「K5 Pro」も音質自体には大差なし。ただし、「Realtek」の方が繊細な表現力が緻密のような感じがする。対して「K5 Pro」は人の声が聞き取りやすく、人の会話が他の音よりも前へ出てくる感じがした。たたし、会話の中で使われる「さ」「し」「す」「せ」「そ」の摩擦音が不自然で雑音が混ざっているような音に聞こえてしまう。

 この「さ」「し」「す」「せ」「そ」の音に集中して判別できる程度。人は聞こえている音を脳で処理して初めて認知している仕組みなのだろう。集中すると聞こえるようになるから不思議だ。上記のオペアンプの初めの女性のボーカルの発音の「摩擦音」に集中してもう一度聞いてみよう。僅かに価格の高いオペアンプの方が綺麗に聞こえてくるはずだ。

2.音の解像度や緻密さについて

 「Realtek」の方が実は「緻密さ」は高い。特に中高域の緻密さがしっかり表現されている。「K5 Pro」は高域の解像度がチリチリと鳴っているが、緻密な表現として鳴っていない気がする。「Realtek」で聞こえた僅かなかなり高域の立体感のあるシンセサイザー音が「K5 Pro」では、消えかかって聞こえないくらいになることがあった。音楽ソースで言えば「弦楽器」ヴァイオリンの奏でるエッジのあるギザギザした音色の表現は「Realtek」は優秀に表現してくれていた。

 ただし、低域に関しては全くの逆で「K5 Pro」は低音の輪郭がハッキリとしていてかなり解像度が高かった。これはかなり分かるレベルの差となった。

3.音の広がり・立体感について

 「Realtek」の方が音の広がりが良い。左右の音源の位置やちょっとだけ左・右にある音源を緻密に表現してくれていた。特に、周囲の音の位置が良くわかり、位置感が薄れやすい高域でもしっかりと表現力をもっていた。「K5 Pro」はどちらかというと真ん中に音がよりやすく、ちょっとした左右の位置のズレの緻密な表現が不得意に思われた。ただし、真ん中に寄りやすいと人の声などは聴きやすく、疲れにくい。メリットなのかデメリットなのか個人の好みの問題になってくるだろう。

4.音量差について

 最大のデメリトが「Realtek」にあるので「K5 Pro」を追加購入したのだが、これが問題なのだ。「Realtek」の低域のゲインを上げるとチップ性能の処理能力の飽和に達してしまい「歪み」が生じてしまう。小さな音から大きな音へ上への立ち上がり時には、音が圧縮されて音が大きくなる感じがなくなり、潰れてしまっている。全帯域に多くの音がひしめきあうと、ちょっと音量を上げてもすぐに崩壊してしまう。昔のカセットデッキのドルビーCで録音したテープをドルビーC機能OFFにして聞いたときのような圧縮された音になる。

 対して「K5 Pro」は音量を上げて結構大きな音で聞いても、びくともしない。音楽ソースの音源で音量を上げて十分に楽しむことができる。なので、上記の3つの異差にて劣る点をとってもお釣りがくるほど聴き心地がいい。もちろん、PCで動画視聴をするときには「K5 Pro」を使用することにした。

 以上が、今回のWindows11へアップグレードして追加でUSB DAC ヘッドホンアンプを購入したレポートでした。ご参考になれれば幸いです~。

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