大手キャリア3社のMVNOへの卸し価格「2024年2月届け出」数年後には値上げ
格安SIM(MVNO)は大手キャリアからの接続料の卸値の値下げによって月額料金を下げることができる。毎年、この接続料の卸値が値下げされてきた。
ところが、2024年2月届け出分から卸値の算出予定から様相が一変する模様。KDDIとソフトバンクはもともと卸値がNTTドコモよりも安かったが、KDDIでは大幅な逆転現象が2026年から見受けられた。
大手携帯キャリア3社
2024年2月届け出の接続料
もう、電気料金など基地局などの原価の維持費の値上げなどの影響が強く反映されているのか、KDDIは2026年から大幅な値上げとなっている。もう、ここらでMVNOの月額料金の値下げはなくなりそうだ。
この将来原価方式の算出から、MVNOの月額料金や確保する予定の帯域なども結構厳しくなりそうだ。老舗のIIJmioが大容量プラン30/40/50GBプランを発表しているが、現在の平日昼12時台の通信速度が徐々に落ち始めている。
今後、このMVNOの卸値が値上げされるとなると、現状の帯域確保よりも少なくなる可能性がも出てくるのでオレはとても憂いているのだ。
日本では超円安のため、今年4月から再びありとあらゆる物価が値上げされて、さらに厳しい状況に直面してくるが、MNOのキャリアの基地局などの設備投資や維持費も厳しい状況に突入している。
もう、ここは時代の先を見越した月額基本料0円の「povo2.0」へメイン携帯を移行してしまおうかと悩んでいる。
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