楽天モバイル 22Q2決算発表 2022年6月末時点 契約数546万件へ減少
楽天モバイルの契約数が2022年度第2四半期時点(2022年6月末時点)で、初めて減少に転じたと発表された。MVNOを含まない契約数で見ると、2022年3月末時点での契約数は491万件から2022年6月末時点で477万件へ、14万件の減少となった。
2022年1月1日~6月30日まで
楽天モバイル契約件数
2022年6月末時点で
MNO 477万件
MVNO 69万件
しっかりと契約数を発表し前向きな姿が素晴らしいが、まだまだ全国の基地局の整備と、問題山積のプラチナバンドなしでのエリア拡大と対策がとてつもなく障壁になる模様。
ただし、楽天モバイルは全力でエリア・電波対策を打っているが、プラチナバンド帯を所有していない対策では、とうてい他社のキャリアにかなわない。茨の道がまだまだ続く。
そして、全国のネットワークカバレッジの拡大と4G全国人口カバー率の今後の目標が公表された。
2022年6月時点
基地局数47,556
4G人口カバー率97.6%
2023年中に99%+を予定
今回の発表の肝は2023年中に4G全国人口カバー率99%+を予定しているという目標だ。楽天モバイルのエリアマップを見てみれば、一目瞭然だが、KDDIのローミングエリアは結構広く、KDDIの4Gの全国人口カバー率は99.9%。コンマ以下の%の数字分は地図で確認してみるとかなり広いのだ~。
そして、今回の決算発表の中で、2022年10月をもって1GB未満「実質0円」を終了する理由のよりどころが明かされた。2022年9月にサービスインから紹介されていたASTの衛星の打ち上げの言及をしていたのだ。
もし、仮に衛星による利用が可能であれば、データ容量に制限が入るだろうが、人口カバー率が100%に迫るカバリッジを達成し、ASTの衛星カバーをもって、実質0円のサービスを終了した様子なのだ。
苦難の道が続く楽天モバイルだが頑張って欲しい。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません